【診断】



診断に関しては親の意向次第ですが、基本的には希望すれば受ける事が出来ます。
様子見を半年程続けて、やはり発達が遅いと感じた場合には、受ける必要があります。
但し、診断基準の関係もあるので、2歳半〜3歳にならないと行わない病院が多いようです。
どこの病院も混んでいますので、幼稚園への入園を希望している場合は特に、早目に予約する事をお勧めします。
様子見を行っている機関に依頼すれば、紹介状を書いてくれる筈です。

なお、発達障害を正確に診断する事の出来る医師はごく少数です。
定期的に通う事になる為、病院選びは慎重に行って下さい。
発達障害診療医師名簿(PDFファイル)  (日本小児神経学会)
小児神経専門医のいる施設について  (日本小児神経学会)
日本児童青年医学会 認定医  (日本児童青年精神医学会)
各地の診断・相談・療育機関(PDFファイル)  (全国LD親の会)
発達障害者支援センター  (内閣府共生社会政策統括官)
なども参考にどうぞ。

検査の内容は、疑われている障害によっても異なりますが、子供の生育歴や普段の様子の問診と、
様子見期間中に行った各種の 発達・知能検査 の結果についてまず聞かれると思います。
発達・知能検査を行っていない場合は、ここで初めて行います。
それらのデータを踏まえて、 血液検査 脳波 CT MRI 等の臨床的な検査を行いますが、
小さい子の場合麻酔をかけて眠らせたりする為、本人も親も大変な思いをするかもしれません。
場合によっては、検査は一日では終わらず、何日か掛かる場合もあります。

全ての検査が終了後、それぞれの障害の診断基準を元に、診断名が告げられます。
障害についての説明は勿論の事、今後の方針や療育についてなどの話もありますので、
両親だけでなく、お子さんに関わる方は出来る限り出席するのが望ましいでしょう。







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