【精神遅滞(Mental Retardation:MR=知的障害)の診断基準・診断名】
A
:
発達・知能検査
による
IQ
(乳幼児の場合は
DQ
)が
70以下
である事。
B
:以下の10項目のうち、少なくとも
2項目以上
で、発達年齢に応じた適応能力に欠けている事。
・意志伝達
・自己管理
・家庭生活
・社会性及び対人能力
・コミュニティ(地域社会)の利用
・自律性
・学習能力
・仕事
・余暇
・健康
・安全
C
:発症は
18歳未満
である事。
・
軽度
・・・・・
IQ50〜70
・
中度
・・・・・
IQ35〜49
・
重度
・・・・・
IQ20〜34
・
最重度
・・・
IQ19以下
・
特定不能
・・・・・・・・・・精神遅滞(=知的障害)が強く疑われるが、あまりにも障害がひどい、又は非協力的であったり幼児であるなど、標準的検査では知能が測定不能の場合
上記の
診断基準を用いて診断する事が出来るのは専門の医師だけ
です。
適切な指導、療育を受ける為にも、必ず専門機関を受診して下さい。