発達障害について


発達障害は、大きく分けて3つの種類に分類されます。


広汎性発達障害(Pervasive Developmental Disorders:PDD)


発達に歪みがあり、通常はしない特異な行動が見られる。


精神遅滞(Mental Retardation:MR=知的障害)


発達に遅れがあり、スキルの獲得に時間がかかる。


学習障害(Learning Disorders:LD)

注意欠陥/多動性障害(Attention Deficit/Hyperactivity Disorders:AD/HD)



発達に偏りがあり、特定の分野において困難が見られる。


これらの障害は、重複して発現するケースもあります。

広汎性発達障害(PDD)・学習障害(LD)・注意欠陥/多動性障害(AD/HD)のうち、
精神遅滞(MR=知的障害)を伴わないもの(概ねIQ70以上)を、
特に 軽度発達障害 と言う事があります。



このHPに記載されている内容は、全てアメリカ精神医学会による DSM-W を参考にしています。
医師によっては、WHOによる ICD-10 (国際疾病分類)を用いますが、両者に大きな違いはありません。
なお、 診断基準を用いて診断する事が出来るのは専門の医師だけ です。
適切な指導、療育を受ける為にも、疑問や不安がある場合には、必ず専門の機関を受診して下さい。
尚、サイト内では、主に子供のケースを想定していますが、
成人でも、日常生活に支障がある場合は、受診する事をお勧めします。